今回は実際タクシーの運転手になる為には、どのような資格や試験があるのかを紹介していきたいと思う。
①2種免許 実技
まず絶対に必要になるのが自動車の2種免許が必要になる、この免許の取得がかなり困難で、タクシー会社によっては会社の中で養成訓練をしている所も存在する位、困難な試験で実技と学科試験を受ける事になります、学科試験に関してはさほど問題はないでしょうが、実技試験はかなりの運転技術が必要とされます。
例えば1種免許では無かったV型の鋭角コースが有ると言う事です、右回りと左回り両方をしなくてはいけません、また路上では実践を想定した乗車試験も有り、試験官を客と想定して、拾う段階から乗り心地まで試験の採点基準になりますので、まず試験場に飛び込みで行っても1割も受からないと言うのが現状でしょう。
私の感覚から言いますと、少し時間と費用が掛かっても、教習場で教えてもらい実技免除で学科試験を受ける事の方がより懸命と言えます。
②2種免許 学科
学科試験に関しましては100点満点中90点以上で合格と言う事になります、1問1点で95問イラスト問題は5問で1問2点と言う計算になります。
学科試験に関しましては普通免許の問題をベースに5~10問は難易度の高い問題になりますが、問題集などで何度も繰り返し勉強すれば、それほど難しいものでは無いと言えます、しかし1種でも同じような事が言えますが、2種免許でもひっかけ問題が多いのでしっかりと設問を読んで回答する事が肝心になります。
これだけでもタクシーの運転手さんが、凄い勉強と努力をしてタクシーに乗務しているのかが分かりますが、更に東京・大阪・神奈川ではタクシー協会で行われる、地理試験と言う物も行われ、それに合格しないとタクシーに乗務する事が出来ないのですから、タクシーの運転手になると言うのも、簡単にはいかないと言う事が良く分かると思います。
この様に学科試験と実技試験をクリアした人がプロのドライバーになれるのです。